敷地祓
9月中旬
敷地祓の由来は、門司氏が門司六ヶ郷(楠原郷・柳郷・大積郷・伊川郷・吉志郷・片野郷)を支配していた時代(鎌倉時代以降)に、郷内の所々にまつられていた甲宗八幡宮の末社(まっしゃ)を各部落の中心として祭政融合をはかる上から始められたと伝えられており、神霊(みたま…神様の分霊)を榊台(さかきだい…神輿の役割)にお遷しし、氏子区域を巡りその神徳を頒(わか)ち、終わった後に大祭(秋季大祭)を執り行うことが例となったものであります。また、祇園祭における夏の除疫の役割があるとも考えられております。